CFG

全長    2280mm
全高    283mm
全幅    440mm
トレッド    670mm
ホイールベース    1700mm
大会記録  ―[km/L]   


  この車体は私たち1年が2年生の車体を参考に設計しました。車体名は1年生で作ったということで「Chuo First Grade」,この頭文字をとって「CFG」です。
  作業概形としてはまず20mm×20mmの鉄を設計通りの長さに切断して溶接しました。この溶接の過程で歪みが生じてしまい、この歪みを最小限にするために溶接に際に部材を固定しなくてはならなくなり苦労しました。溶接して車体の形ができた後、ハンドル部分のアップライトの構造(ハンドルと前輪を連動させるための構造)の製作、タイヤおよびブレーキの取り付けを行いました。ブレーキとして前輪にはドラムブレーキ、
後輪にはCブレーキを採用しています。その後エンジンを載せて動力を後輪に伝えるための中間軸作れば車体はほぼ完成です。また、人の乗る部分は木の板で床部分と背もたれを作っています。
 今回は本当に時間が無くなってしまったので、カウルは簡易的なものになっています。材料には黒のプラダンを使用しています。
 結果から言うと私たちの作ったこの車体は大会で実際に走らせることができませんでした。大会前日になっても作業が終わらず土曜日の車検に出すことができませんでした。日曜日に再車検があり、そちらに何とか間に合わせることができたのですが、ここで問題が生じました。前輪ではドラムブレーキを採用したのですが設計ミスにより正しい設置が難しく、ブレーキの性能を最大限発揮させることができなかったためにブレーキの検査に引っかかってしまいました。先輩のアドバイスに従い、タイヤのホイールをやすりで
削り摩擦力を上げるなどの応急処置を施した結果、何とか車検を通すことができました。
  しかしその後になって中間軸が曲がっていることに気づき、中間軸を作り直そうと一度ばらして修正しようとしました。しかし歪んだ鉄からスプロケットを取り出すことが
出来ず、出場を断念することになってしまいました。
 「技術の未熟さ」と「計画性のなさ」、この二点が今回最も反省すべき点だと思っています。これからを改善し、来年では大会で出場・完走を、ゆくゆくはデザイン賞をとることを
目標に今後努力していきたいと思います。