Saclaren

全長    2584mm
車高    344mm
車幅    440mm
ホイールベース    1780mm
トレッド    690mm
燃費    222.880km/h

 前回走れなかったリベンジとして、今回の制作に臨んだ。しかし、マネージャーの
計画の甘さが原因だったのか、去年同様数々のトラブルに見舞われてしまい、完成は困難を極めた。まずは、設計のアイデアがなかなか煮詰まらず、工程がうまく組めなかったということだ。そのため、シフトが機能せず、完成がぎりぎりになってしまった。そのため、電装が2日前まで壊れていることに気づかず、結局出発間近まで修繕に明け暮れることになってしまった。しかも、現地に到着してブレーキワイヤーをママチャリ用と間違えてしまったことに気が付くなどの数々のトラブルに見舞われてしまった。しかし、幸いにも本番では走らせることができたのだった。
 これまで愚痴のようになってしまったが、ここからが本題。設計、カウルについての
話をしよう。設計に関しては、52期の設計を参考にしてみた。だが、アップライトに
アルミニウムのインゴットをシャフトの調整のために使用し、去年の中間軸が
長すぎたのがアダとなり、変形してしまって大会に出場できなかったことを教訓として
短いものを採用するなど、アレンジを多数加えた。
 カウルの材料として使用したプラバンに関しては、始めにペーパークラフトとして
組み立てていき、そしてそのパーツを印刷したものをプラバンにはめ、それらを紙の線に沿って切っていき、それによってできた部品を、カラーテープを使って組み立てて
いった。