ハネツキギョーザ


全長  410mm (アーム展開時)
全幅  245mm
全高  250mm
重量  3490g (かわロボ時)
腕機構 4節リンク機構
足機構 スライダークランク機構

大会参加結果

予選トーナメント本戦
    第1回戦 舞姫 敗北
   予選トーナメント敗者復活戦
    第1回戦 Shadow 勝利
    第2回戦 なし
    第3回戦 Valiant surface 勝利
    第4回戦 sakoMAEⅡ号 敗北
機体解説
  モーターは脚に2つ,アームに2つ,計4つ使用していました.
かわロボ大会で1つとれてしまったので現在は3つになっています.
バッテリーは1本使用しています.

脚機構
  脚を設計するときにLinksの使い方が分かっておらず,足の形にLinksでつくった最適化曲線を使えていなかったので,かわロボ大会時はかなり上下に振動して足が遅くなってしまいました.
現在はKHK杯に向けて一から設計し直したので,ずいぶんはやく動けるようになりました! よかった!


腕機構
  腕機構はタミヤギヤードモータ380K300二つにギヤ比2.5のギヤトレインをつなげて使用しました. 設計ミスでクランク軸が片持ちになっていたので,かなりぐらぐらしてしまいました.
アームは最初折りたたんである状態で,スタート後展開できるように設計したのですがアームが機体についた状態で動かせるようになったのが大会前日だったため当日までちゃんと展開できるか確認できず,試合直前までバタバタしてしまいました.かわロボ大会ではアームをほとんど使ってないので気づきませんでしたが,KHK杯で動きが遅いのとパワー不足を痛感しました.ギヤ比300のギヤヘッドを2つ使うのならギヤトレインの減速比はもっと小さいほうがよかったと思います..


起き上がり機構
  転倒復帰のためにアームと同じ原動節を使ってスライダリンク機構ではねをつけた.このはねの形からハネツキギョーザという名前がついたのですが,結局復帰できず,かざりになってしまいました.
大会直前に重量削減のためにとってしまおうかと迷いましたが,とるとアイデンティティがらなくなりそうだったので,そのままいきました. ―代わりにステンレスのギヤを削ったりフレームに手動で穴を開けたりと大変な加工を班員の方にさせてしまいましたが...汗
羽の肉抜きは設計者が宇宙が好きなので星の形を入れています.この機体が敗者復活で4回戦まで進めたのはこの星マークのおかげと言われています.笑

最後に
重量制限に引っかかりそうになったり,ギリギリまで動かなかったりと相当いろんなことをやらかした設計者を見捨てることなく長い時間たくさん無理な加工をしてくれた班員の皆さん,やらかしたのをどうにかするためのアドバイスをもらったり手伝ってもらった先輩方やほかのロボ班の方々本当にありがとうございました!  今回の経験で自分の知識不足や計画性のなさ,わからないことをなかなか質問できていなかったことを痛感しました. 来年は自分が思っていた通りに動くロボットを設計できるよう精進していく所存なのでこれからもよろしくお願いします.(切実に)